平成27年の広島県の交通事故状況

広島県の10年間の交通事故の発生件数

広島県の10年間の交通事故の発生件数は平成18年の20,960件をピークに減少を続け、平成27年は11,152件でピーク時から約半数になりました。同様に交通事故の死者数も平成18年のピーク時の165名から半減して95名となっています。

広島県の10年間の交通事故の発生件数

広島県の交通事故による死者数は全国の都道府県では第15位で、できればもっと少なくなってほしいところです。

広島県内では交通事故は広島市内がもっとも多く、佐伯区では416件の発生となっています。

広島県内では交通事故

交通事故の発生月で見ると、3月と12月が多く、交通事故の発生時間帯では、8時から10時、16時から20時の通勤通学時間帯で多く発生しています。
道路形状別発生状況では昔から変わらず交差点が多く、交通事故の死者数は信号なしの場合が多数となっています。
国道では車同士の追突が多く、国道2号線で交通事故が多発しています。また、市町道では「自転車×車」での交通事故が多い傾向が出ています。

国道では車同士の追突が多く市町道では「自転車×車」での交通事故が多い傾向

最近よく取り上げられている高齢者が絡む交通事故の発生件数は、広島県でも多くなっています。

高齢者(65歳以上)が当事者となった事故の比率は年々増加しており、交通事故の死傷者数では全死者数の約半数が高齢者となっています。

高齢者が絡む交通事故の発生件数

交通事故では、安全確認を怠る脇見運転や不注意がほとんどの原因を占めており、常にスピードを出さない安全運転を心がけていきたいものです。

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