何の前触れもなく足がつってしまう・・・足がつる原因はさまざまですが、食事で予防することも出来ます。
こむら返りや足がつるとは?
『足がつる』とは、足の筋肉が突然強い痙攣を起こす状態のことをいいます。
特にふくらはぎ(こむら)に起こることが多く、それを『こむら返り』といいます。
原因はさまざまです。
こむら返りの原因
栄養不足
カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムといったミネラルや、ビタミンB1やタウリンといった栄養素が不足していると、筋肉や神経が興奮しやすくなったり、疲労しやすくなったりする為に起こることがあります。
水分不足、汗をたくさんかく
水分が不足すると血行が悪くなり、その影響で筋肉が収縮して起こることがあります。また、汗をたくさんかくと筋肉や神経に必要なビタミンやミネラルが不足して起こることがあります。
運動不足
運動不足で筋力が低下したり、普段とは違う筋肉の動かし方をしたり、急に力を入れたりして、筋肉に強い刺激を加えることで起こることがあります。
冷え
体を冷やすことで血行が悪くなり、その影響で筋肉が収縮して起こることがあります。
病気
糖尿病、肝硬変、甲状腺機能低下、副甲状腺機能亢進症、動脈硬化症、下肢静脈瘤、神経系の病気などで足がつる症状が現れたりします。また、薬の副作用で起こることもあります。この場合は医療機関での診断を受けることをおすすめします。
こむら返り予防法(食事)
ミネラル補給に気をつけましょう
カルシウム、マグネシウムは筋肉の収縮に関わるミネラルです。
カルシウムは筋肉を収縮させる、マグネシウムは筋肉を弛緩させる働きがあります。
カルシウムの多い食品:牛乳や乳製品、小魚
カルシウムの吸収を良くする食品:魚類、干し椎茸
マグネシウムの多い食品:貝類、昆布、納豆、魚類
マグネシウムの吸収を良くする食品:梅干、レモン、リンゴ、オレンジ
こまめに水分補給をしましょう
血液の粘度を良好に保つことで、体の隅々まで栄養をいきわたるようにします。
水分のみの取りすぎは、血液中の電解質のバランスを崩すので、防ぐ為にミネラルの補充をする必要があります。
こむら返り 対処法
足がつった時はまず、筋肉を伸ばします。寝ている時につった場合も、痛みを引きずらないために、つった部分の筋肉を伸ばすことをおすすめします。
つった足のつま先を手でつかんで足裏が反るように自分のほうにゆっくり引くと、収縮したふくらはぎの筋肉を伸ばすことが出来ます。急激に強く引っ張ると肉離れを起こすこともあるので注意してください。
手が足先まで届かない場合は、タオルを足裏にひっかけて引っ張ると良いでしょう。
症状が和らいできたら、ふくらはぎかを下から上へ向かって優しくさするようにマッサージしたり、膝の裏を揉む、足首を回すなどの方法で血行を促し硬くなった筋肉をほぐしましょう。暖めるのもおすすめです。
こむら返り 予防法
◆冷えないようにマッサージや運動をする。
◆夜間に発生する場合は、膝の下に枕やロール状に巻いたバスタオルを入れることで、少し膝を曲げて眠るようにすれば予防になります。また眠るときは足を冷やさないようにしましょう。
岡﨑整骨院

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