今年の花粉症

広島市佐伯区(五日市)の岡﨑整骨院の岡崎英幸です。

花粉飛散状況、専門医に聞くケアの方法など最新情報をご紹介!
東北・関東地方で、花粉飛散量は昨年の2倍以上!!
花粉の代表といえば、春に飛ぶスギやヒノキ(北海道ではシラカバ)。
一般的に猛暑の翌年は飛散量が多くなるといわれますが、2013年の予測は・・・

目次

今年の飛散は東高西低

日本気象協会によると、今年の花粉飛散量は夏に雨の多かった九州、四国では例年(過去10年の平均値)よりやや少なめですが、中国地方から北海道にかけては、例年並みか例年より多目の予測。特に東北や関東では、飛散量の少なかった昨年に比べて2倍、多い地方では5倍近くもの花粉が飛ぶ見通しです。

また、天候によっても飛散量は増減します。花粉が飛びやすいのは、天気が良く基音の高い日。雄花の開花が促されるうえ、上昇気流が起こるので花粉が飛びやすくなるのです。さらに風が強いと、地面にたまった花粉も舞い上がって大量にとび可能性が大。

天気予報などで毎日の飛散情報のチェックをしてなるべく花粉に触れないよう対策をとっておきましょう。

花粉に触れない工夫を!

外出時はマスクやメガネなど完全防備がいいでしょう。
外出から帰ったら、玄関の外で衣類についた花粉を払ってから入室するようにし、すぐ手洗やうがいをして、からだについた花粉を洗い流すのも忘れずに!

花粉を持ち込まないようにすることが大切です。

  • 帽子→つばの広い帽子なら、目や鼻に花粉が落ちるのを防げます。
  • メガネ→花粉よけ専用のものでなくても効果は期待できます。
  • マスク→調節がきき顔にフィットするものを。水で湿らせたガーゼを挟むと効果がアップ。
  • ツルツルした服→ポリエステルなどの素材は花粉がつきにくく安心。

要注意!花粉の飛びやすい日!

  • 晴れて気温の高い日
  • 風邪の強い日
  • 雨の降った翌日
  • 空気が乾燥している

専門医に聞く、花粉症のメカニズムと症状を和らげる対策について!

花粉症のメカニズム

鼻や口から花粉が体内に侵入します。
  ↓
体内で花粉対策するためのIgE抗体がつくられ、肥満細胞にくっつきます。
  ↓
IgE抗体が一定量に達したとき、再度花粉が体内に入ると、IgE抗体と花粉が結合。肥満細胞がヒスタミンなどを放出し、くしゃみや鼻水が起こります。

花粉症はアレルギーの一種

アレルギーとはわかりやすくいうと、異物に対するからだの過剰反応のことです。
花粉が体内に侵入するとIgE抗体という抗体が作られ、肥満細胞の表面にくっつきます。

IgE抗体は花粉にさらされる度、どんどん体内に蓄積し、アレルギー反応が起こってもおかしくない状態に近づいていきます。この状態を「感作」と呼びます。

そして一定量に達したときに、再び花粉が体内に入るとIgE抗体と結合し、ヒスタミンなどの化学物質を放出し鼻水やくしゃみなどが出るのです。よく、コップに水がいっぱいになってあふれたところで症状が出るようなもの、と例えられますが、急に発症するのはこのようなメカニズムからです。

すでに日本人の6~7割は感作の状態にあるという報告もあるようなので現在発症していない方も注意が必要です。
すでに花粉症だとわかっている人は、本格的に花粉が飛び始める2週間位前から薬の服用や花粉に触れない対策を行うと良いでしょう。

症状が出ていないとつい対策が遅れがちですが、実際に症状が現れてからでは遅くなってしまいます。飛散情報などをチェックして、早めに病院にかかることが大切です。

シーズン中、生活の中で気をつけることは?

免疫力が低下したり、自律神経が乱れると、症状が悪くなるといわれています。
睡眠を十分にとり、規則正しい生活をして健康維持に努めましょう。風邪を引くと、鼻の粘膜や体全体の抵抗力が弱まって花粉からの刺激を受けやすくなるので注意が必要です。アルコールやタバコも、鼻の粘膜を刺激するので控えた方が良いでしょう。

食事は、栄養バランスを考えて摂るのが基本です。特に粘膜の健康に関わるビタミンB群の不足には気をつけましょう。乳酸菌が含まれる食品を積極的にとるのもよいです。乳酸菌には、免疫機能と関係する腸の調子を整えてくれるはたらきがあります。また、花粉症でない方も、予防のためにシーズン中はマスクやメガネをすると良いでしょう。なるべく体内に花粉を取り込まないようにすることで、花粉症を遠ざけることができます。

岡﨑整骨院外観

広島市佐伯区八幡2丁目22-5(広電バス「保井田」バス停留所横、県道41号線沿い、ザ・ビッグ五日市店向かい)

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