肩こりとは首や肩に起こる「不快感」や「こわばり」、「痛み」などの総称。多くの肩こりは首から肩甲骨にかけての筋肉の緊張から生じる。なかには臓器の病気などから起こっているものが稀にあり、原因の確認が重要。例えば「生活習慣病」・「狭心症」「心筋梗塞」など心臓の病気が原因となっている場合や、肺がんなど肺の病気が神経を圧迫して肩こりを感じることもある。
肩こりになりやすい条件
肩こりになりやすい条件は「不良(同じ)姿勢」「運動不足」「体型」「持続的緊張」「寒冷」「ストレス」。
「不良(同じ)姿勢」は、例えばパソコンを使って仕事をしている時などに前のめりになる姿勢。前のめりの姿勢は首や肩の筋肉に大きな負担をかける。
また「運動不足」によって筋肉が弱くなり疲労しやすくなる。太りすぎや、やせすぎ、胸が大きいなどの「体型」によって肩こりになることもある。筋肉の「持続的緊張」や、「寒冷」で肩をすくめるような緊張・姿勢が続くことも肩こりを引き起こしやすい。また精神的な「ストレス」も筋肉を緊張させる。こうしたさまざまな条件で『筋肉が過度に緊張』が続くことで肩こりになってしまう。
こりの悪循環
前かがみや、猫背、ストレスなどがあったりすると肩や首の筋肉が緊張し収縮して肩こりが起きる。また筋肉が緊張すると、血流が悪くなる。すると「乳酸」などの疲労物質が肩や首の筋肉にたまる、筋肉の酸素不足にもなる。そのため「痛み」「不快感」が生じる。「痛み」があるとさらに筋肉を緊張させてしまい、「こりの悪循環」に陥りやすい。
運動 ストレッチ マッサージ
緊張している筋肉を緩めるのはもちろん、負荷に耐えられるようしっかりした筋肉を作るための筋トレも同時に必要。背中の表面にある「僧帽筋」や、その奥にあって肩甲骨と脊柱の間にある「菱形筋」、さらに奥にあって肩甲骨を上からつりあげている「肩甲挙筋」などが肩や首のこりに関わる。
人によって、ほぐす部分と鍛えるべき部分が異なっているので、そこをしっかり見極めて運動・ストレッチ・マッサージを行う。
いかり肩の場合
- 僧帽筋上部と肩甲挙筋、菱形筋は収縮している →伸ばすストレッチ
- 僧帽筋下部は伸びている →筋トレで鍛える
なで肩の場合
- 肩甲挙筋と菱形筋は収縮している →伸ばすストレッチ
- 僧帽筋上部は伸びている →筋トレで鍛える
正しい姿勢での椅子の座り方
正しい座り方のポイントは「頭をまっすぐひもで上につられているように」「胸を張ってあごを軽くひく」「足の裏がしっかり床につく」「深めに座り背もたれによりかからない」「膝は90度に曲げる」などが良い座り方。このポイントを保つと首、肩、背中の筋肉の緊張が少なくなり肩がこりにくくなる。
岡﨑整骨院

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