2012平和記念式典

2012平和記念式典

広島市は、被爆67年となる8月6日の原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)の概要を発表しました。

海外から73カ国と欧州連合(EU)の代表が出席予定、国連からアンジェラ・ケイン軍縮担当上級代表、包括的核実験禁止条約(CTBT)機関準備委員会のティボル・トート事務局長が出席予定。野田佳彦首相は出席の方向で調整中。

2012平和記念式典

広島市は、原爆死没者の霊を慰め、世界の恒久平和を祈念するため、平和記念公園の原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)前において、原爆死没者の遺族をはじめ、市民多数の参加のもとに平和記念式典を毎年挙行しています。

式典の中で広島市長による平和宣言、また、原爆の投下された8時15分には平和の鐘やサイレンを鳴らして、原爆死没者に哀悼の意を表し、あわせて恒久平和の実現を祈り、1分間の黙とうを行っています。

遺族代表は41都府県から参列。最高齢は82歳、最年少は28歳。平均年齢は66歳。

平和記念式典開催日:
平成24年(2012年)8月6日(月) 午前8時~8時45分

次第
1開式
2原爆死没者名簿奉納
3式辞
4献花
5黙とう・平和の鐘
6平和宣言
7放鳩
8平和への誓い
9あいさつ )
10ひろしま平和の歌(合唱)
11閉式

平和記念式典で「平和の鐘」をつく子ども代表には広島市立八幡小学校6年生の岸本聖来さん(11歳・佐伯区)が選ばれ、7月17日には広島市役所で会見を行い、抱負を語りました。

岸本聖来さんは、

「平和とは何か、なぜ戦争が起こるのか、どうしたら平和になるのか。そう思いながら平和を発信したい」

と力強く語ったそうです。

広島に住んでいても、つい忘れてしまいそうになる「平和のありがたさ」をこの日だけは背筋を伸ばして感謝して祈りたいと思います。

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