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運動の環境をチェック

広島市佐伯区(五日市)の岡﨑整骨院の岡崎英幸です。今日は「運動の環境」のお話です。

子供の運動は成長に合わせて、成人の運動は体力や機能の低下を考えながら慎重に。

 
 
10歳以下
乳幼児を揺さぶっていませんか?
乳幼児は、頭が重いわりに首の筋肉が弱いので、揺さぶられると自分で頭を支えることが出来ません。その結果、脳が頭蓋骨に何度も打ち付けられ、傷ついてしまいます。重症になると嘔吐や痙攣、意識障害を起こし、頭蓋内出血の場合は、知的障害やけいれん発作といった後遺症が残ったり、死に至ることもあります。これが「乳幼児揺さぶられ症候群」です。大人が持ち上げる「高い高い」や、膝の上でぴょんぴょん跳ねさせる程度では、こうした状態にはなりませんが、高い高いは赤ちゃんを落とす危険が高いので、十分に注意してください。
 
 
10代20代
過度の練習を続けていませんか?
野球やサッカーなどでの激しい練習で、肩や、肘、膝や腰を痛めるケースが少なくありません。とくに成長期の骨は傷つきやすい部分があり、注意が必要です。特定の部位を使いすぎないことや、休養を挟むことが大切です。少年野球のピッチャーなどは、1日に投げるボールの数を制限しましょう。運動前のウォーミングアップや、運動後のカラダのチェックを忘れずに。肩や肘、膝などを触ったり動かしたりしてみて、痛みや違和感がある時は早めに病院へ。痛みが取れたからといって放っておくと、手遅れになり、その後の成長に影響する場合もあります。
 
 
30代40代
水分を十分とっていますか?
サイクリングやマラソンを楽しむとき、特に注意したいのが水分の摂取方法です。十分な水分補給は脱水症状や熱中症を予防するだけでなく、筋肉痛の軽減にもなります。1時間あたり400~800mlを目安に、喉の渇き具合に合わせて補給しましょう。ただし、水分の取りすぎにも注意が必要です。水中毒といわれる低ナトリウム血症となり、頭痛がしたり、意識がもうろうとします。マラソン大会などで給水所ごとに水を飲む場合は、コップ半分程度に抑えましょう。また、日頃塩分の摂取を控えている人は、スポーツ飲料などでナトリウム補給を。
 
 50代60代以上
脚の筋肉を鍛えていますか?
登山ブームが続いていますが、山で膝を痛める人も増えています。特に下り道は、体重と荷物の重さが一気に膝にかかるため要注意です。下りるときは歩幅を狭く、膝を少し曲げ、足全体で地面を踏むなど、歩き方の工夫をしましょう。また、日頃から脚の筋肉を鍛えておくことがケガの予防になります。スクワットなど筋力トレーニングをつづけます。ただし、朝の運動にはご注意を。人は朝起きて約1時間以内の血圧が最も高いとされ、脳卒中は午前中に起こる可能性が高いのです。こうした時間低にはじめる運動には、十分ご注意してください。

 

 

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