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食の環境をチェック

岡﨑整骨院の柔道整復師の岡崎英幸です。今日は「食の環境」のお話です。

抵抗力の弱い乳幼児が大人と同じものを食べると健康を害することもあります。

 

10歳以下
食材は十分に加熱していますか?
大腸菌は、人や家畜の腸内にも存在し、大半のものは無害です。しかし、下痢などの消化器症状や合併症を起こすものもあり、出血を伴う腸炎などを引き起こすものは「腸管出血性大腸菌」といわれます。「O157」もその一種。厚生労働省によると、こうした腸管出血性大腸菌による食中毒は、日本では、食肉を十分加熱しないで食べたことによる事例が増えています。とくに乳幼児や高齢者の場合は、溶血性尿毒症症候群や脳症を発症し、重症化すると死に至ることも。乳幼児には生肉や生レバー、加熱不十分な肉料理は食べさせないほうが安心です。

 

10代20代
調味料や飲料に注意していますか?

食習慣の大半は子供の時期に形成されます。また、この食習慣は、生活習慣病と関係が深く、不健康な習慣は成人後や中高年になったときに症状として現れることも。カロリーのとりすぎには気を付けたいものです。また、味付けにも気配りを。日本人の場合、半数以上が塩分の取りすぎといわれています。塩辛いものを好むのはやはり子供の頃からの味覚が影響しています。薄味に慣れたり、お酢や香辛料をうまく使うなど味の工夫を心がけましょう。また、ジュースには糖分が多く含まれているものもあり、飲みすぎには注意を。

 

30代40代
食品のカロリーを知っていますか?

「隠れメタボ」をご存知ですか?内臓脂肪だけが多い状態をさします。若い頃に痩せていた人に多く見られるとか。消費エネルギーが年齢と共に減少していることに気づかず、若い頃と同じ食生活を続けた為に脂肪が蓄積された結果です。運動領を増やすと共に、食事の摂取カロリーを減らすことが大切です。カロリー計算が面倒な人は、レストランやスーパーなどで料理や商品の表示を見て、カロリー感覚を身に付けてはいかがでしょう。スパゲティならクリーム系よりトマト系が、丼物なら天丼より海鮮丼が低カロリーといった具合に。

 

50代60代以上
食事の順番に注意していますか?

中高年とひとくくりにされることの多い年齢ですが、食生活では中年と高齢者では、注意したいポイントが異なります。中年はやはりカロリー制限がポイントです。量が減らせないという人は、まず、野菜や海草から先に食べてみてください。低カロリーのもので胃を膨らませて、早く満腹感を得ます。一方、高齢者に多く見られるのが、栄養状態の悪さです。とくに摂取量が減る肉や魚、卵、牛乳、油脂などを意識して摂りましょう。生活習慣病のリスクを心配する年齢を超えた高齢期では、コレステロールが高いほうが死亡率は低いといわれます。

 

 

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